お菓子処マルニシ
~歴史と思い~
当店は太平洋戦争末期の昭和18年に創業。その頃は食糧難の深刻な時期で、お菓子を作る余裕もない時代でしたが、地域の伝統行事に欠かせない餅や赤飯などを不自由な中でも細々と作り続けていました。
そして戦争が終わって平和が訪れ、ようやくお菓子作りも自由にできる時代になり、祖父から父へ、そして三代目である現当主(隆俊)と80年近くにわたって小松市粟津温泉の地で、お菓子処として地域の皆様に愛されてまいりました。
現在は、和菓子だけでなく洋菓子の良さも取り入れ、新しい創作菓子にも挑戦。日々、新しいお菓子作りに精進しています。
小さなお店ではありますが、一人一人のお客様を大切に、これからも美味しいお菓子を作り続けてまいります。